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ー補修の材料選びで失敗しない!長持ちする住まいのための基本ポイントー

補修の材料選びが大事な理由

壁のひび割れや床の傷、外壁の劣化など、住まいのトラブルを直すときに欠かせないのが「補修の材料選び」です。同じように見える材料でも、用途や性能が少しずつ違い、選び方を間違えるとすぐに剥がれたり、ひびが再発したりしてしまいます。見た目はきれいになっても、数カ月で元通りになってしまっては、時間もお金ももったいないですよね。
補修の材料選びをしっかり行うことで、仕上がりの美しさだけでなく、耐久性や防水性、安全性を高めることができます。「なんとなくホームセンターで安いものを選ぶ」のではなく、目的と場所に合った材料を選ぶことが、住まいを長く大切に使うための第一歩です。

補修の目的をはっきりさせる

補修の材料選びをする前に、まず「何のための補修なのか」を整理しておきましょう。
・見た目をきれいにしたいのか
・強度や耐久性を高めたいのか
・雨漏りや水はねを防ぎたいのか
同じ壁の補修でも、「小さな穴を目立たなくしたい」のと「構造に関わるひびをしっかり補強したい」のでは、使うべき材料が変わってきます。目的がはっきりしているほど、余計な材料を買わずに済み、作業もスムーズになります。

使用する場所と環境をイメージする

次に大切なのが、補修箇所の「場所」と「環境」です。室内なのか屋外なのか、湿気が多いのか直射日光が当たりやすいのかによって、向いている材料は大きく変わります。
・屋外や水回り…防水性、耐候性に優れた材料
・室内の壁や天井…下地に合ったパテや塗料
・床や階段…衝撃や摩耗に強い材料
このように、実際の使用環境を具体的にイメージしておくと、パッケージの「屋外用」「浴室用」「木部用」などの表示も選びやすくなります。

代表的な補修材料の種類と特徴

補修の材料選びをスムーズにするには、よく使われる材料の特徴をざっくり知っておくことが役立ちます。ここでは、住宅の補修で出番の多い代表的な材料を取り上げ、それぞれのポイントを整理していきます。名前だけ聞くと難しそうですが、用途と特徴を知れば初心者の方でも選びやすくなります。

パテ・充填材

壁や天井の小さな穴や段差を埋めるときに使うのが、パテや充填材です。石こうボード用、木部用、金属用など、下地の素材に合わせた種類が用意されています。
・釘穴や画びょうの跡を埋める
・ビス穴や小さなひびをならす
・クロス貼り替え前の下地調整
といった場面で活躍します。補修の材料選びとしては、「どの素材用か」「上から塗装できるか」をチェックするのがポイントです。

シーリング材・コーキング材

外壁の目地やサッシ周り、浴室のすき間などに使われるのがシーリング材(コーキング材)です。主な役割は、防水とすき間の充填です。
・屋外の外壁目地…耐候性の高いシーリング材
・浴室やキッチン…防カビ性能のあるシリコン系
・窓枠周り…塗装が必要な場合は上から塗れるタイプ
このように、場所と仕上げ方によって適した種類が変わります。特にシリコン系は塗装がのりにくい場合が多いため、「あとで塗装するかどうか」を考えたうえで選ぶことが大切です。

接着剤・ボンド

部材同士を固定する接着剤も、補修の材料選びでは欠かせません。木材用、金属用、コンクリート用、マルチタイプなど、多くの種類があります。
・床材のめくれを直す
・巾木やモールの浮きを固定する
・割れた部材を接着する
といった場面で使われます。「何と何をくっつけるのか」「どのくらいの強度が必要か」を考えて選ぶと失敗が減ります。速乾性タイプかどうかも、作業時間に関わるチェックポイントです。

塗料・補修用ペン

見た目を整えるために使うのが塗料や補修用ペンです。外壁塗料、木部用塗料、金属用塗料など、用途別に多くの商品があります。小さなキズであれば、フローリング用や建具用の補修ペンも便利です。
色合わせが難しい場合は、同じメーカーのカラーチャートを見ながら選ぶか、目立ちにくい場所で試し塗りをしておくと安心です。補修の材料選びで「色」が合っていないと、仕上がりに違和感が出てしまうので、少し慎重なくらいがちょうど良いポイントです。

プロが意識する補修の材料選びのコツ

同じ補修でも、プロの職人は材料選びの段階から仕上がりをイメージしています。初心者の方でも取り入れやすい考え方を知っておくことで、自分での補修の成功率をぐっと高めることができます。ここでは、プロが意識している材料選びのコツを、わかりやすくお伝えします。

「下地に合っているか」を最優先する

見た目や価格よりもまず大切なのが、「下地との相性」です。コンクリートに木部用の材料を使ったり、プラスチックに金属用接着剤を使ったりすると、密着不良や剥がれの原因になります。
パッケージに必ず「使用できる素材」が書かれているので、購入前に落ち着いて確認しましょう。もし複数の素材が混在している場合は、マルチタイプの材料や、より専門的な商品を選ぶのが安全です。

施工者やメーカーの推奨を参考にする

補修箇所によっては、もともと使われていた材料や、メーカー推奨の材料が決まっていることもあります。特に外壁や屋根、防水部分などは、使用する材料の組み合わせが性能に直結します。
取扱説明書やカタログ、メーカーサイトに推奨材料が書かれている場合は、できるだけそれに従うのがおすすめです。補修の材料選びで迷ったときに、メーカーの情報は頼れる判断材料になります。

安全性と扱いやすさもチェックする

強力な材料ほど、においや揮発成分が強かったり、硬化時間が短く作業が難しかったりすることもあります。特に小さなお子さんやペットがいるご家庭では、安全性やにおいの少なさも大切なポイントです。
初めて使う材料は、少量から試してみたり、換気しやすい時間帯に作業したりといった工夫も大切です。「自分で安全に扱えるかどうか」も、補修の材料選びに含めて考えていきましょう。

失敗しないための材料購入と準備のポイント

ここまで見てきたように、補修の材料選びにはいくつかのポイントがありますが、実際に購入・準備するときにも、押さえておきたいコツがあります。ちょっとした心がけで、無駄な出費や手戻りを減らすことができます。

必要量より少し余裕を持って購入する

ギリギリの量だけを購入すると、作業途中で足りなくなり、急いで買い足すことになってしまいます。同じロットの商品が手に入らず、色や質感が微妙に変わってしまうこともあります。
特に塗料やシーリング材は、継ぎ足しによる色ムラや仕上がりの差が出やすいため、少し余裕を持った量を用意しておくと安心です。余った分は、きちんとフタを閉めて保管しておけば、次のちょっとした補修にも使えます。

道具や下地処理材もセットで考える

補修の材料選びというと、どうしても「何を塗るか」「何で埋めるか」に目が行きがちですが、実は道具や下地処理材も仕上がりに大きく関わります。
・サンドペーパーやヘラ、コーキングガン
・マスキングテープや養生シート
・下塗り材やプライマー
これらを一緒に準備しておくことで、施工中のストレスが減り、仕上がりもきれいになります。材料だけでなく「補修に必要な一式」をイメージして選ぶと、スムーズに作業を進められます。

補修の材料選びを味方にして、住まいを長持ちさせよう

補修の材料選びは、少し難しそうに感じるかもしれませんが、目的・場所・下地を意識して選べば、ぐっと失敗が減ります。安さや手軽さだけで決めるのではなく、「長く安心して暮らせるかどうか」という視点を持つことが大切です。
もし迷ったときは、専門業者やホームセンターのスタッフに相談するのも良い方法です。写真やメモを見せながら「ここをこう直したい」と伝えれば、より具体的なアドバイスがもらえます。補修の材料選びを味方につけて、住まいを長く快適に保っていきましょう。

2025.11.14